ドーン報告書
我々は境界空間を利用して移動したが、アンセルカンディムント市の惨状は劣悪であった。
市内は身体の一部が様々な楽器、植物、建物に変形させられた人間の遺体が路上に放置されていた。
人に対する取り扱いはまるで小さな虫を扱う児戯のようであった。
なぜこんなことをするのか。
まるで人間で遊んでいるではないか。
もしかしたら私達は本当に子供に遊ばれているのかもしれない。
それもこれも一人ぼっちにさせ、寂しい想いをさせていた私達のせいだと言う
受け入れ難い現実を認識するしかない。
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