始まりと言うのは大半の人間が知覚出来ない、あるいは自らの行為が何をもたらすかの影響範囲も正しく認識していない。
リレーショナルデータベースが有機的な相互相関性を持ち始めた際、我々はその価値を単なる「適切な戦略に用いることが出来る参考資料」と位置付けた。
だが情報と言う物が群生した際、そこに何らかの微細な意思決定プロセスが働き始めたと言うことに誰が気付いたのだろうか。
我々がかつては惑星意識、最近では惑星害意と呼ぶそれも、微細な意思決定プロセスから始まったのではないか。
我々は物事を有機的な繋がりと互換性を持たせて集中管理させることについて、あまりにも無知な行いをしていると言える。
我々は現在の状況を大昔に決定していたのだ。
<– 惑星意識概論 第三会合 有識者発言ログより –>